皆さんは、スマートグリッドとミニグリッドについてご存知でしょうか?
スマートグリッドは地域ごとに発電とその発電された電気を使用するのはそのスマートグリッドの中の地域のみです。
そして、ミニグリッドとはスマートグリッドとよく似ています。
ミニグリッドの特性として電力の需要が安くできる点があります。

冬は風力発電、夏は太陽光発電、とにかく再生可能エネルギーを使用して極力発電コストを抑えます。
そしてそれと共に大事なのは蓄電池です。
最近は蓄電池も安くて、小さくて高性能の商品が出ています。
ミニグリッドの普及に力を入れている国があります。

それはアフリカのケニアです。
しかし、ケニアの場合は蓄電池に問題があるようです。
蓄電池の寿命が二年半から三年位しかないのです。
先ほど、蓄電池の性能が良くなってきたと書きましたが、ケニアではそうではないようです。
ここで問題があります。
ケニアの場合は蓄電池の寿命が来ると普通の電線につないだ方が安く済むのです。
これでは本末転倒ですね。
今は、ミニグリッドは試験中なところがありますが、必ず成功する時が来るでしょう。
ミニグリッドを成功させて例えば日本に普及させれば、良いところが沢山出てきて、これからの日本の電力事業が革命的に変わるでしょう。

ただし、今幅をきかせている電力会社がどう対応するかが問題です。
日本の政府もどのような電力システムを組むのか、これからに期待したいです。


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